小さいうちから預けるのは可哀そう?
「こんな小さいうちから預けて可哀そう」
ひと昔前では、このセリフよく言われましたよね。
今も、上の世代の方からは言われてしまうことがあるかもしれません。
今や、保育園に行く子の方が多い時代。
本当に、かわいそうなのでしょうか??
多分、言われている思いの裏は
母親の愛情が受けれなくて可哀そう、ということかなと思います。
私自身、上の子2人は、小学校上がるまで6年間。
3番目は、4年間。
4番目は、3年間。
幼稚園保育園に行かず自分で見ていました。
(自主保育という形で子育てをしていました。)
子どもが小さいうちはお母さんがそばにいないと、という理論的に言うと、十分に私がそばにいました。
そして、5人目は1歳4か月の時から保育園に行っています。
小さいうちから、親元を離れています。
さて、上の子たちと5人目ちゃん、何か感情面や成長面で違いがあるでしょうか。
全くありません!
すごく、気持ちも安定していていつもご機嫌。
毎日、楽しそうに保育園に通っています。
(年少から保育園に通っている4人目君も同じような性格で、いつもご機嫌ハッピーな感じです)
小さいうちはお母さんがそばにいないと理論では、
5人目ちゃんは可哀そうで、お母さんの愛情が足りてないから
寂しい気持ちがいっぱいで、感情が安定しない?そんな感じなんでしょうか?
ずっと親と一緒にいた上の子たちと比べて、何も違いを感じません!
もちろん、いつもご機嫌さんなのは性格もあるとは思いますが
小さいうちから親元を離れているからと、何か感じることはありません。
また、保育士として小さいうちから保育園へ行っている子たちを見て
親の愛情が足りないなとも思いません。
小さいうちは親が一緒に過ごさないといけないというレッテルは
大人側がつけていませんか?
子どもは、子どもで園生活を楽しく過ごしています。
保育園にいる時につまらなそうにしていますか?
お迎えに行った時にいつも、泣いていますか?
保育園で働くようになって、
いろんな先生が子どもたちに愛情をかけてくれているのだなとわかりました。
今まで親だけで注いでいた愛情のコップ。
保育園では、いろんな先生たちが愛情を注いでくれています。
保育園に行っている間に親が注げなくても、いろんな先生がコップを満たしてくれます。
親だけしか、愛情のコップを満たせられない訳ではありません。
色んな人から愛情を受けて、全然可哀想ではありません。
大人が可哀想のレッテルを貼らず、「色んな人から愛情を受けれて幸せ」と思ってあげると
子どももたくさんの愛情を感じられ、幸せな気分で日々過ごせるでしょう。
大人の接し方、思いによって子どもの価値観が出来ていく部分が大きい中、
マイナスな思いではなく日々プラスな思いを持って接していきたいですね!